春日井市の整骨院(接骨院)。
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目に見えない腰痛

今まで腰痛で病院で診てもらっても、レントゲン写真を撮っても「特に異常なし」と言われて湿布と痛み止め薬を

出されただけ という経験ありませんか?

 

もちろんレントゲンでわかる腰痛(椎間板ヘルニア、圧迫骨折、腰椎分離すべり症、変形性脊椎症等)もありますが、

レントゲンで写らない腰痛もあるのです。





①仙腸関節の腰痛

 骨盤の腸骨と仙骨をつなぎとめる関節です。

 デスクワークの多い人や、妊娠中・出産後に靭帯が緩くなり骨盤の安定性が低下するために多い。



②椎間板の腰痛

 背骨と背骨のあいだで衝撃吸収の役割を担う椎間板です。(下の絵の青い部分)

 椎間板は若い頃は水分が豊富でクッションの役割をするのですが、年齢とともに

 水分が失われてクッションの弾力が低下するため、重いものを持った時や腰を前に

 曲げた時に椎間板の繊維輪が傷ついてしまうのです。


③椎間関節の腰痛

 背骨の後ろ側にあり、背骨どうしをつなぐ役割を果たす椎間関節です。

 椎間関節は、椎間板がつぶれた二次被害によって負荷が増し、傷つくことが多い。

 他にスポーツなどで腰や背中を大きく反らす動作の多いと、椎間関節を傷つけて

 ここの炎症を伴う。



④筋筋膜性の腰痛

 しゃがんでいる姿勢から立ち上がる時や、物を持った後に腰が伸びづらい、キヤッとした痛み、鈍痛

 を感じたことありませんか?

 特に腰に負担のかかることをしていないのに同じ姿勢で痛くなるといった時は、この筋筋膜性の腰痛が多いです。




目にみえない腰痛は、主に上の4種類ほどありますが、腰痛を訴える患者さんの8割以上が目に見えない腰痛

(すなわち画像診断等で判断がつかないもの)だと言われています。

 

上記のいずれかの腰痛であっても、適切な治療を行い、アフターケアに努めれば良くなる腰痛です。

これから年末の大掃除や長距離の運転で腰の負担が多くなる季節です。気を付けましょう!!