今までは腰痛がなかった人でもい、妊娠中から産後にかけて腰痛を経験した方は多いのではないでしょうか?
その原因として、
- 出産するまでに10kg近く体重が増加し、負荷が常にかかる。
重心が前に移動しそれを支えるために腰椎の前弯が強くなる。 - 骨盤を広げる「リラキシン」という黄体ホルモンの分泌による。
妊娠中はこのホルモンの影響で、骨盤の関節である仙腸関節や恥骨結合の靭帯が緩むことにより、腰や臀部に痛みを生じる。 - 運動する機会が失われ、筋力が低下する。
- 産後は授乳やだっこの姿勢が偏った姿勢が多く、骨盤や脊椎に無理な体勢が長時間続くため。
対策としては、
- 米の袋だって10kgあります。
これを毎日抱えて生活となれば当然腰痛にもなりますね。
妊娠中でも可能な腰痛体操(産婦人科で勧められる)やこちらのサイトを参考に。 - 妊娠中に徐々に広がった骨盤は、産後2〜6ヶ月位で元の大きさに戻ると言われていますが、骨盤が広がって靭帯が緩んでいる状態では、腰痛が起こりやすいのです。
この場合は骨盤を締めるコルセットを装着すると軽減します。 - 運動の機会がなくなり筋力が低下するのは、いくらか仕方のないことですね。
妊娠中も時期により運動していい内容もあるので、ストレスを発散する意味でも、軽い無理のない運動をおすすめします。 - 産後に限らず、日常の偏った姿勢により、腰に負担がかかり腰痛(ギックリ腰)を引き起こすことは多いです。
横座りや足を組む姿勢を避け、椅子やソファーに深く腰を掛ける姿勢が腰には負担が軽いのです。
妊娠中から産後の腰痛は当院で治療致します。
妊娠中はお腹に圧をかけないように、施術しますので安心して受けられます。