4月9日の中日新聞に「春に多い自律神経の不調」という内容の記事がありました。
自律神経は内臓や血管など全身に分布し、気温の変化や精神的なストレスなどの刺激の変化の中で体内の状態を一定に保つ役割をします。
自律神経には体をバランス良く機能させるため「交感神経」と「副交感神経」というふたつの神経が相反する働きをします。
簡単に言うと、交感神経は日中の活動的に動く時に優位になり、副交感神経はリラックスし体を休息させる時に優位にはたらきます。
自律神経の不調は、この二つの神経が優位に働く場面で優位にならないなど、”切り替え”がうまくいかなくなった状態です。
春に自律神経の不調が起こる原因として、
不調を感じた時の対処法は、腹式呼吸によるリラックスや体を元気づけるカルシウムやビタミンC、B1の摂取を勧めています。またリズムのある生活が大切である。
※健康を保つには、適度に交感神経と副交感神経がうまく一日の中でも切り替わりながら、生活をすることが重要ですね。
その証拠に、一日中家でごろごろしていても(副交感神経が優位)、体はすっきりせず逆に重だるく感じてしまいます。
またずっと精神的な緊張が続く状態(交感神経が優位)でもやはり自律神経の不調をきたしてしまいます。
まずは、「睡眠」と「運動」と「食事」がバランスよく取れているかを健康のバロメーターとして見直してみると良いと思います。