タイトルの通り、日本人が発達させやすい筋肉はどこだと思いますか?
意外かと思うかもしれませんが、ふくらはぎの筋肉なのです。
オリンピックの短距離のアスリートの体つきを見ていてもわかるように、
欧米の選手は上半身も下半身も筋肉隆々で、如何にも速そうですよね。
鍛え方は同じでも発達しやすい筋肉は人種によって違いはあるようです。
では、どのあたりが大きく違うのか。
ボディビルやそのほかの競技の選手で判断すると、どうやら背面の筋肉は欧米人や黒人
の方がアジア人より多い傾向にあります。
これもまた意外な感じがしますが、大胸筋は日本人が発達させやすい筋肉と言えます。
パワーリフティングなどの筋力勝負になると、日本人は圧倒的にベンチプレスが強いのです。
日本人がはっきりと筋肉量で勝る部分として考えられるのは、ふくらはぎのヒラメ筋です。
日本人はヒラメ筋が長くて大きいのです。その結果としてふくらはぎが広がった形に
見える人が多いのです。
ふくらはぎが短くてアキレス腱が長い黒人スプリンターとは対照的な形です。
ふくらはぎがしっかりしていて太いがゆえに、素早く足を振ったり高くジャンプをする
のには向いていないかもしれませんが、筋肉量や筋力だけを考えると日本人のふくらはぎは、
世界に誇れるパーツといえるでしょう。