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妊娠中の湿布使用について

妊娠中の湿布使用について































今回は新聞記事にもありますように、妊娠中の湿布使用についての説明です。

当院でも妊娠中または授乳中の方から、湿布使用について聞かれることが時々あります。

妊娠中や授乳中に使用を控えた方がいい湿布は、非ステロイド系消炎鎮痛剤です。
(イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナクナトリウム、
 フルルビプロフェン、ロキソプロフェン 等の成分が配合されたものです。)

使用を控えた方がいい理由は、これらの成分を含まれた湿布を使用することで、
お母さんの皮膚から吸収され胎盤に届いてしまい、動脈管を閉ざすように働いたり、
羊水の量が少なくなることで、へその緒が圧迫される事例も報告されています。

当院で使用している湿布はこのような成分を含んだものはありませんので、
安心してご使用いただけます。


では、湿布を貼らない代わりにするべきこととは?
・捻挫等で腫れている、熱感がある時は患部をアイシングや固定する。

・温めることで血行を良くして痛み物質を排出しやすくする。

・骨盤ベルトで骨盤を引き締めることで体のバランスを取る。

・軽い運動やストレッチで血流が改善され、筋肉や神経の痛みを和らげることができる。


※ 一部、中日新聞の記事を参照しています(H30.10.30朝刊)